杉良太郎!パチンコ台「CR杉様のこれにて大当り」
遂に!元祖「様」?「杉様」こと「杉良太郎」仕様の…
「CR杉様のこれにて大当り」なる「パチンコ台」誕生
「京都松竹」で撮影された「リーチ映像」が「緞帳」の
付いた「画面」から登場する日が「待ち遠しい」限り?
【“杉様”パチンコ台…5・8ホール登場】(サンスポ.com)
愚図愚図と酔いしれて…【088】
勲が劇団を辞め、五年生に上がる時、母は杉山学級に入れる算段をしたようだ。当時、この手のことは許されていたようである。
厳しい指導で知られる、ライオンこと杉山龍馬に母は、勲を託したのである。
というのも、勲の成績が劇団に入り、舞台の仕事をするようになってから、落ち始めたのである。三年生の時、学校には一年で三分の一ぐらいしか行っていない。それでも何とか頭の回転と臨機応変に勲は、学習をこなしていた。しかし、高学年になるとそれだけでは、問屋は卸してくれない。予習、復習が不可欠である。四年生まで勲の通信簿に〔3〕は、無かった。ところが五年生の一学期に初めて算数に〔3〕が付いた。苦手だった九×九の付けが回ったのか。
杉山は五年生の通信簿の『学習上の所見』に、こう記している。
「学習態度は積極的でどしどし発表され、活気のある学習をなされて、よろしい。只、よく出来る力の割りに習ったことの整理が不十分である。根気強く、ねばりのある学習が欲しい。算数科に特に力を入れて下さい」
母は、二学期から勲に算数の家庭教師を付けた。これが裏目に出る事となる。
通信簿の『指導上の所見』には…
「理屈に合った行動面もあるが、常に自己中心的でボス的な面があり、自分の意志を押し付け通そうとされる面があるので考えて欲しい。無駄口を無くし、素直な行動態度が欲しい。正しい指導性のある子に仕向けて行きたい。何事にも、よく気を付けてやってくれますが、気分にむらがあり、行動面で特に悪ふざけが見られるので、気を付けて欲しい」
通信簿の欄外にまで、小さな文字が溢れ出している。それだけ杉山は勲を、母の期待に沿う子供に育てようとしたのである。
杉山と母の密約みたいなものを、勲は感じた。勲、初めての反抗期であった。


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