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2005.04.09

つんく作曲&塩川正十郎・作詞「かわち野高校」校歌

前財務相「塩川正十郎」氏が作詞!「つんく♂」作曲の
大阪府立「かわち野高校」校歌が「入学式」で初披露!
「東大阪市」の「盾津高校」と「加納高校」が統合して
昨年4月開校!同市出身の二人に「校歌制作」を依頼!
【塩爺作詞、つんく作曲-地元・東大阪の高校に校歌】(サンスポ.com)

愚図愚図と酔いしれて…【093】

 バシッ!「勲、ええ加減にしとけ!お母ちゃんがお前を憎い訳ないやろ!」高校一年になっている兄が、勲の頬を打つ。「何で兄ぃちゃんまで、ぼくを叩くんや!皆嫌いや!」
 悔しかった、切なかった、寂しかった…
 勲は、工場の二階の倉庫に逃避した。四十ワットの裸電球の薄明かりが、一層、勲を孤独にした。膝小僧を抱えて、頭をうな垂れて勲は、しくしく泣いた。「東京へ行く前の晩、お母ちゃんは、お風呂で言うたやん―『あんなあ勲、お前はおとんぼやさかいに、お母ちゃんやお父ちゃんと一緒に居てる時間が一番短いんやで』『お母ちゃんは、お前より先に死ぬやろ』『そやから、お前はお母ちゃんに甘えてええんやで…』―そやのに、いっつもぼくの事、怒る…ぼく、そんな悪い子ぉなんやろか…ぼくは、お母ちゃんもお父ちゃんも、大好きや…なんでお母ちゃんは、ぼくの気持、分かってくれへんねんやろ?ぼく、やっぱり
悪い子ぉなんやろか…」
 十二歳の子供は、子供なりに悩む。勲は、泣きじゃくりながら、母に反抗した事を、悔いた。

 三ヶ月で家庭教師は、来なくなった。
 特別席から、普通席にも戻った。
 登とも、仲直りした。
 勲は、勉強した。
 三学期も終了。
 勲の通信簿の算数の〔3〕は〔4〕になった。クラスで七人に送られる《学業精励》も六年間、受賞した。
 『指導上の所見』・・・「最近、行動面大変良くなり、仕事(たぶん、教室掃除の事)も積極的にやるようになったが、まだ悪い意味でのボス的な面を出し、自分の意に従わせようとする事がある。身勝手な態度と、自分本位な不平を無くすこと」と、記された。
 四月、勲は中学に上がった。
 この三年間の多感な時期、勲の人生は大きく、変わる。

愚図愚図と酔いしれて…【一挙掲載版】

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2005.04.08

「ビョン様」こと!イ・ビョンホン主演「甘い人生」

「ビョン様」こと!韓国俳優「イ・ビョンホン」来日!
主演映画「甘い人生」の記者会見が「伊勢丹」新宿店の
屋上で開催され大挙「500人」もの「報道陣」が集結!
未だ!「韓流ブーム」冷めやらぬ?といったところか?
【ビョン様熱気ムンムン会見…主演映画「甘い人生」】(サンスポ.com)

愚図愚図と酔いしれて…【092】

 有沢には以前から、英語の家庭教師が付いていた。勲は、二学期から母が算数の家庭教師を付けた。これが勲は、苦痛だった。「何で学校以外で勉強せなあかんねん!」そんな母への反抗心が、勲の胸の内に芽生え始める。
 週二日、他所の小学校の教諭が夕方、勲の家にやって来る。このシステムに勲は、反感を覚える。西山という教諭が、学校でどんな評価を受けているのか?家庭教師というアルバイトをしてもいいのか?月謝はどの位なのか?
 勉強は、玄関を上がった三畳間の勲の勉強部屋ではなく、来客を泊める二階の奥の間。
 家庭教師が来ると母は、丁寧に挨拶し、勉強が始まる前に、高価なお茶や和菓子、母特製のミックスジュースなどを出す。そして、勉強が終わると、寿司や鰻丼などの夕食を出す。これが勲は気に入らない。「なんで月謝を払うてるのに、そんなペコペコせなあかんねん!お母ちゃんらしない!」
 二時間の勉強に、熱が入らない。おまけに西山は、クソ真面目な上に、口が臭い。顔色が悪い。教え方が下手など、勲は、自分勝手な難癖を付ける。
「お母ちゃん、ぼく、あの西山先生と気ぃ合わへん」家庭教師が付いて一ヶ月も経たない、ある晩御飯の時に勲は、母に訴える。
「何言うてんのん、この子は。お母ちゃんはなあ、お前の将来の事を考えて、そうしてるんや、そんな事ぐらい、分からんのか?」「分からへん!それに、月謝、勿体ないやんか!」勲は生まれて初めて母に、反抗した。「子供がお金の事、心配せんでもええ!お母ちゃんの言う通りにしてたらええんや!」「いやや!自分の事は、自分で考える!」「生意気な口ききな!」卓袱台の向こうから母の平手が、飛んで来る。ガシャン!卓袱台の上の食器がひっくり返る。「お母ちゃんは、いっつもそうや!ボクが憎いんや!新橋演舞場の時もそうや、砂場で遊んで服汚した時、森田君や小浜君、中島君は怒らんと、ぼくだけ叩いたやんか!なんでぼくだけやのん?お母ちゃんは、ぼくが憎いんや、そうに決まってる!」三つ子の魂なんとやら―で、勲の〝ひがみ根性〟は、あの時、生まれていた。

愚図愚図と酔いしれて…【一挙掲載版】

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2005.04.07

クリント・イーストウッド「硫黄島の星条旗」映画監督

「クリント・イーストウッド」が実に「43年ぶり!」の
「来日」を果たし「石原慎太郎」東京都知事を表敬訪問
自ら「監督」を務める映画「硫黄島の星条旗」に関して
「協力」を要請!如何なる「内容」になるか?興味津々!
【イーストウッド、石原都知事とがっちり意気投合!】(サンスポ.com)

愚図愚図と酔いしれて…【091】

「登、はよせいや!」登は、青洟を垂らしながら、上の空。「登!」四桁の複数の掛け算、登はじっと数字を眺め続けている。「登!」次の一瞬、登は一気に数字を書きなぐって行く。凄いスピードだ。あっという間に一ページをクリア。「登、お前凄いやんけ!やったら出来るんや」「……」勲は、検算する。「……???……登、全然違うやないかぁ?」「そうかぁ?」「そうかぁて、お前どうして計算したんや?」「……勘や」「勘て?」「わし、頭に浮かんだ数字、書いて行っただけや」「…お前はやっぱりアホや!登、お前、勉強する気ぃあるんか!」家の奥で小さな鉄工所を営んでいる登の父が、飛んで来る。
「お前、登、登て偉そうに言いくさって何じゃ!つまらん!」登の父が、勲の頬を平手で打つ。広島弁で[つまらん]は[余計な事]とでも言おうか。
 突然、平手打ちを喰らった勲は、烈火の如く泣き叫び、家を目指した。
「ウエ~ン、お母ちゃん、登とこのおっちゃんに叩かれたァ~」「そやから、あの子とは遊びな言うてるやろ!もう二度と遊びな!分かったなぁ!」
 登の父に殴られた痛みと悔しさに混じって勲は、母が何故、登ら長屋の子供たちと遊ぶことを嫌悪するのか、理解出来なかった。
 楽しい筈の夏休みは、勲にとっていろんな事が交錯した、苦い休みになってしまった。
 二学期が始まって勲は、登と口もきかなくなった。

 「藤田、そろそろ先生来るのんとちがうか?」「うん…そや、有沢とこもやな」
 勲は又、有沢幸男と親交を始めた。二人の間で変わった事といえば「いさちゃん」「ゆきちゃん」と、名前で呼び合うのが「藤田」「有沢」になった事ぐらいだ。

愚図愚図と酔いしれて…【一挙掲載版】

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2005.04.06

「サンタが町にやってきた」起用「交渉人・真下正義」

「踊る大捜査線」番外編の映画「交渉人・真下正義」の
「テーマ曲」に「サンタが町にやってきた」が決定!…
何と!「ジャクソン5」と「テンプテーションズ」版の
世界で初めて!となる「W起用」に「成功」したとか!
【映画「交渉人-」が異例のテーマ曲“同一W起用”】(サンスポ.com)

愚図愚図と酔いしれて…【090】

「そういう態度は、村瀬を親友や無いと言うてる事と同じやぞ」勲は、脳天の痛みなど忘れて、違う意味の涙を流している。「先生がお前を特別席で授業を受けさしてるのも、お前がもっと素直な生徒になって欲しいからや。そやのにお前は、特別席そのものを面白がって授業中も、無駄口ばっかり叩いとる。藤田ともあろう者が、そんな事でどうする?」
 この言葉は勲には、効いた。『藤田ともあろう者が…』杉山は勲の勉強の事は、認めている。しかし、生活指導上に問題が残る…
 何故か登も、しょげている。
 校内の見回りを終えて、宿直室に戻る。杉山は冷えた麦茶をコップに淹れる。「恐怖と説教で喉、渇いたやろ」勲と登は一気に麦茶を喉に流し込む。「そろそろ、寝よか…先生がええ話したる…」鳴いた烏がもう笑う。勲と登は布団に潜り込み、両肘をついて顎の下に当てがう。杉山の話は・・・
 昔、人柱というのがあって、川に橋を渡す時、人間が橋を支える柱にされたこと。
 又、殺人犯が死体を隠すために部屋の壁を壊し、その中に死体を入れ、セメントで壁を塗り潰す・・・と言った類の怪談・奇談。
 勲は、宿直室の壁の染みが人型に見えて、なかなか寝付け無かった。
 杉山は、何か問題を抱えている生徒を宿直室に泊めた。それは、杉山の確固たる生活指導方針だった。
 
 夏休みも終わりに近づいた。
 勲は、もうとっくに『夏休みの友』を終えていた。登は大半を残していた。勲は、あの宿直の日から少し、変わった。登の家で宿題を手伝ってやる。登は算数が大の苦手。勲もそうだが、まだましだ。

愚図愚図と酔いしれて…【一挙掲載版】

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2005.04.05

選抜高校野球「愛工大名電」優勝「愛知万博」効果?

愛知「愛工大名電」が悲願の「選抜高校野球」初優勝!
「2年連続」準優勝!に終わると「肩身が狭い」ので?
相当「気合」が入っていた感じが「ありあり」だった?
「愛知万博」との相乗効果のお陰もあって?「万々歳」
【愛工大名電が名古屋に凱旋-選抜高校野球で初V】(サンスポ.com)

愚図愚図と酔いしれて…【089】

 登との付き合いに母は、不安も感じていた。
 しかし、杉山はこの日、二人で学校に泊まりに来るよう、母に告げた。
 宿直の先生は、就寝前、構内を見回る。杉山の背中にへばり付くように、勲と登は続く。鉄筋校舎はまだいいが、木造校舎は床が、軋む。みっし、みっし……杉山の背中越しに見える空間は、懐中電灯に映し出された不気味な世界。みっし、みっし……「ウオ~ッ!」「出、出たぁ~っ!」勲と登は目を瞑り、杉山の背中にしがみ付く。
「ワッハッハ~今のは、先生や!お前ら悪さばっかりしてる割に、金玉小さいのォ」「先生、ずっこいわ!急に大声出してからにぃ」「わし、怖いこと無い…」「アホ!お前かて先生にしがみ付いてるやないか!」「……」「先生、宿直の晩はいつでも、見回りすんのん?」「そうや、教室だけ違ごて屋上も講堂も、それに校舎裏の花壇辺りも見て回るんやぞ」「……わし、絶対、先生になれへんぞ!」「アホ!お前の頭で、先生になれるかい!」「……藤田、お前いつもそうやって、言葉の頭にアホ、アホ付けるやろ?」「そやかて、こいつ、アホやから…」「そうしてお前は、いつも言い訳をする」「そやかて、こいつ…」突然、ライオンの拳骨が勲の脳天を、打つ。「痛~っ!」勲の目に涙が滲む。「あっ、先生、わし、ほんまにアホやさかいに…」「今、先生は頭がええとか悪いとか、そんな事を言うてるんや無い。藤田、村瀬はお前の親友やろ?その親友にアホ呼ばわりされる村瀬の気持ち、考えた事あるか?」「……」
 勲の網膜の裏に、あの蟻を可愛がって育てていた石原の寂しそうな顔が、甦っていた―
 「石原、お前この蟻の観察記書いて、夏休みの宿題と一緒に提出せえ、先生褒めてくれはるぞ!」「俺、そんなことようせんわ…ただ蟻が好きなだけや…」「アホなやっちゃなあ」「そや、俺アホやからなあ…」―

愚図愚図と酔いしれて…【一挙掲載版】

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2005.04.04

杉良太郎!パチンコ台「CR杉様のこれにて大当り」

遂に!元祖「様」?「杉様」こと「杉良太郎」仕様の…
「CR杉様のこれにて大当り」なる「パチンコ台」誕生
「京都松竹」で撮影された「リーチ映像」が「緞帳」の
付いた「画面」から登場する日が「待ち遠しい」限り?
【“杉様”パチンコ台…5・8ホール登場】(サンスポ.com)

愚図愚図と酔いしれて…【088】

 勲が劇団を辞め、五年生に上がる時、母は杉山学級に入れる算段をしたようだ。当時、この手のことは許されていたようである。
 厳しい指導で知られる、ライオンこと杉山龍馬に母は、勲を託したのである。
 というのも、勲の成績が劇団に入り、舞台の仕事をするようになってから、落ち始めたのである。三年生の時、学校には一年で三分の一ぐらいしか行っていない。それでも何とか頭の回転と臨機応変に勲は、学習をこなしていた。しかし、高学年になるとそれだけでは、問屋は卸してくれない。予習、復習が不可欠である。四年生まで勲の通信簿に〔3〕は、無かった。ところが五年生の一学期に初めて算数に〔3〕が付いた。苦手だった九×九の付けが回ったのか。
 杉山は五年生の通信簿の『学習上の所見』に、こう記している。
「学習態度は積極的でどしどし発表され、活気のある学習をなされて、よろしい。只、よく出来る力の割りに習ったことの整理が不十分である。根気強く、ねばりのある学習が欲しい。算数科に特に力を入れて下さい」
 母は、二学期から勲に算数の家庭教師を付けた。これが裏目に出る事となる。
 通信簿の『指導上の所見』には…
「理屈に合った行動面もあるが、常に自己中心的でボス的な面があり、自分の意志を押し付け通そうとされる面があるので考えて欲しい。無駄口を無くし、素直な行動態度が欲しい。正しい指導性のある子に仕向けて行きたい。何事にも、よく気を付けてやってくれますが、気分にむらがあり、行動面で特に悪ふざけが見られるので、気を付けて欲しい」
 通信簿の欄外にまで、小さな文字が溢れ出している。それだけ杉山は勲を、母の期待に沿う子供に育てようとしたのである。
 杉山と母の密約みたいなものを、勲は感じた。勲、初めての反抗期であった。

愚図愚図と酔いしれて…【一挙掲載版】

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2005.04.03

「柳ジョージ&レイニーウッド」24年ぶり「一夜」復活

あの「柳ジョージ&レイニーウッド」が「4月23日」に
24年ぶり「一夜限り」の再結成!「24年目の祭り」開催
「57歳」の今でも尚!「柳ジョージ」に満ち溢れている
「ロック魂」を「愚図愚図と酔いしれて…」堪能したい!
【甦る柳ジョージ&レイニーウッド、一夜限りの宴】(サンスポ.com)

愚図愚図と酔いしれて…【087】

 夕食前の入浴。宿坊の風呂は檜だ。そんなことはどちらでもいい、仲間と一緒に入れるのが愉しい。十人ずつ五回に分けて入る。一組が一番風呂。勲はトップに飛び込む。登が続く。「藤田、村瀬、静かに入れよ」級長の山本が注意する。五年、六年の一学期とも一度も級長に選ばれなかった勲は、ムカつく。
「先生みたいなこと言うな!お前も早よ入れや」他の生徒たちは、湯のかけあいに興じている。山本は手拭で前を隠し、ゆっくりと湯につかる。登「湯の中に手拭、浸けたらアカンのにぃ~!なあ、藤田?」「……ひょっとして、ひょっとして山本、お前、チンポに毛ぇ生えたんと違うかぁ?」「………」山本、沈黙。「いてまえぇ!」勲の合図で全員が山本の手拭に飛びつく。
 すっぽんぽんにされた山本の股間に、薄っすらと陰毛が、濡れていた。
 ライオンの厳罰で、勲と登は晩御飯抜き。

 ♪本覚院が見えたぁ~本覚院が見えたぁ~思い出ぇの学び舎ぁ~思い出ぇの学び舎ぁ~ララララ・ララララ・ラ・ラ・ラ~
 宿坊・本覚院を称える、音楽の先生、作詞作曲の歌を輪唱で唄う。グウーグウーグウー、勲と登の腹の虫が、鳴く。
 こうして、林間学校は終わった。

 「先生、お化け出えへん?」「わし、出ても平気や…」「嘘つけ!」「お前ら、悪戯ばっかりしとって、金玉小さいなぁ」
 懐中電灯を持つ杉山先生の背中にへばり付く様に、勲と登が続く。
 盆を過ぎた或る日、勲と登は宿直の杉山先生に電話で呼び出された。
 勲の母はPTAの副会長をしていて、以前から杉山先生とは昵懇の仲である。だから、学校での勲の悪戯の数々は周知の事実なのである。

愚図愚図と酔いしれて…【一挙掲載版】

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