「阪神タイガース」黒&黄色「復刻」ユニホーム
阪神タイガース「復刻ユニホーム」は…1979年~81年の
ホーム用「タテジマ」…帽子の「つば」が「黄色」など
「黒&黄」の所謂「猛虎カラー」復活は嬉しいのだが!
弱い「阪神」まで甦らないことを?祈るばかりである!
【阪神は交流戦で復刻ユニホーム…黒黄の虎カラーが復活】(サンスポ.com)
愚図愚図と酔いしれて…【055】
顔を腫らした勲は、まだ泣きじゃくって山下家の居間に座っている。
山下家の親戚筋は、ミナミの大阪球場近くで厨房器具の卸業をしている。球場が近い事もあってフランチャイズの「南海ホークス」の選手や他のプロ野球の選手と懇意の仲である。「阪神タイガース」を家族全員で応援している藤田家の勲は〔牛若丸〕の異名を持つ球界きっての名遊撃手・吉田義男の大ファンだ。やっと泣き止んだ勲の前に居る、山下の奥さんに勲はせがんで、吉田義男のサイン色紙を貰ったことがある。色紙は宝物として勉強机の前に飾ってある。
家にテレビの無い勲は、プロ野球の中継や大相撲の中継を山下家で、よく観せて貰っていた。そんなよしみで、山下の奥さんは勲を母から庇ってくれたのである。奥さんはこの日、勲を自宅に泊めた。
この日を契機に勲は、父と母に挟まれて寝ていた一階奥の間から、二階で姉と上の兄の三人で寝ることになる。勲は母の横で寝る時、いつも母の乳房を触りながら、眠りに就く。ある時は、乳首を吸いながら眠る。その事を四つ違いの上の兄が「四年にもなって、カッコ悪ぅ!」と揶揄する。末っ子で甘えたな勲を、母離れさせる為の、今日の平手だったのかも知れない。虎の母親が子を千尋の谷に落とすように…。
この頃、勲に異変が起こる。
隣の佐川製本所にテレビのプロレス中継をよく観に行った。毎週金曜日午後八時の『ダイヤモンドアワー』三菱電機提供の高視聴率番組である。ウォルト・ディズニー劇場とプロレスリング中継を隔週で放送する。両番組とも凄い人気だった。とりわけプロレス中継は日本中の老若男女を熱狂させた。力道山・吉村道明コンビが、並み居るアメリカの巨人レスラーを薙ぎ倒す。ストーリーはこうだ。


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