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2005.02.14

「北の零年」吉永小百合!「バレンタインデー」語る

「吉永小百合」主演映画「北の零年」の「ヒット御礼」
プレゼントの「特製チョコ」に「サユリスト」大喜び!
「もしあの頃にあったら…片思いの彼に告白して…私の
人生も変わっていたかも?」…というドッキリ発言も?
【小百合ドッキリ「彼に告白していたら人生変わった」】(サンスポ.com)

愚図愚図と酔いしれて…【039】

 三組の花壇が出来上がった。とは言ってもブロックの囲いと、中の砂を整備しただけ。草花を植えるのは、これからだ。その週の土曜日の四時間目、学級会が開かれた。級長が議事進行役で副級長が書記役。「皆さん、どんな草花を植えたいですか?」勲が級友に意見を求める。多くの生徒は花や草の名前を知らない。勲も同様だ。「草は田圃に生えとって、花は花屋にあるもんや…」くらいの認識である。なにせ、学校の回りは田圃か町工場、花壇なんてもの学校以外で見たことが無い。「じんけやみのつう、どうや?」「……」「じんけ…」「ちょっと待った!級長、じんけやみのつう、て何ですか?」先生が勲に聞く。勲の仲間内では、友達の氏名を逆に呼ぶのが流行っていた。〔じんけやみのつう←うつのみやけんじ=宇都宮憲次〕「しょうもないこと言うてんと早よ、決めなさい!」ホルモンに勲は叱られる。「花やったらスイトピーとかパンジーとか水仙、チューリップ、虞美人草、コスモス、ガーベラ、バラ…」操が花の図鑑を見ているが如く、花の名前を羅列していく。教室内はしらける。ホルモンは黙って勲の裁きを待っている。黒板に名前を操が書き終えたタイミングを計って「では、これを植えましょう!」「そんな花、知らんわ、どこで売ってんねん?」きげしらはずみ=水原繁樹が青洟を垂らしながら、いちゃもんを付ける。「じゃかぁしいわ、黙っとれ、このハナタレが!」心の奥底で勲は怒鳴る。「花屋で買うんやありません。種や球根を花壇に蒔いたり植えるのです。その為の花壇です」分かったか、ボケ!勲は強い視線を水原に送る。「ほ、ほ、ほな、ど、どこで、た、た、たね買う、ね、ねん?」ドモリの井上宏が喰らい付く「百貨店の屋上の花屋さんで買いましょう」「誰が買いに行くんですか?」勲の家の裏角のパン屋の片岡福子が、不細工な顔を上げて質問する。「それは級長と副級長に任せましょう!」ホルモン、否、磐田敦子先生が助け舟を出し、学級会を閉めくくる。「そんなん、ひいきや、ひいきや!」あちこちで不満の声が渦巻く。この『贔屓』という言葉を勲は一学期の級長期間中、何度と無く浴びせられた。

愚図愚図と酔いしれて…【一挙掲載版】

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